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PM雑記帳

■PMBOK ドリルダウン!_No.45
  PMにおけるマインドマップの活用 (5)

2006.03.22

 本日は、マインドマップ作成上の留意事項について説明します。
マインドマップは、PMBOKのコミュニケーションマネジメントのツールと技法に該当します。

まず、下図の例1を見てください。
「何故、コストオーバーをしたか?」をテーマとして、マインドマップを作成しようとしています。





通常の文章の書き方で記述されています。一見不足がないように見えるが、危険な落とし穴があります。


これでは、「見積もりが原因である」が固定されてしまっています
・単語を並べて句にしてしまうと、連想の可能性が失われてしまうのです

それでは、例2を見てください。




基本アイデアは、「見積もり」です。「見積もり」から、WHY分析で、「精度」、「技法」、「ユーザ」を連想しています。
例1と比較して、事実をよりわかりやすく、正しく、バランスよく描くことができています
そして、句を個々の単語に分解し、それぞれの単語から放射的に独自の連想をすることが可能になっている
単語を並べて句にしてしまうと、連想の可能性が失われてしまうことに注意が必要です。
  
それでは、次に、マインドマップを「手書きで作成するか」、「PCソフトで作成するか」について考察してみましょう。
本講座の参考資料「マインドマップ、トニーブザン、ダイヤモンド社」では、数々の手書きの作品が紹介されています。また、ブザン・ジャパンの研修等でも、「手書きで作成する」ことを原則として研修を進めています。

 「手書きで作成する」ことで、創造力が向上する効果が期待できると思われます。
但し、追加、変更、削除、及び情報共有が不便で、実務での適用には不便です。
「PCソフトで作成する」場合の利点と欠点を下図に示します。




筆者は、手書きとPCソフトを以下のように使い分けています。
1. 情報共有を必要としない主にアイデア抽出の場面では、手書きでマインドマップを作成しています。
2. 逆に、情報共有を目的とする場合、あるいは、何回も書き直しが予想される場合は、PCソフトでマインドマップを作成しています。

参考までに、筆者のお気に入りPCソフトを2本ご紹介します。
(MindManager6)
ダウンロードは、以下より可能です。体験版で21日間使用可能です。
http://www.nvd.co.jp/mm/archives/cat_download.html
(FreeMind)
ダウンロードは、以下より可能です。フリーソフトです。
http://drikin.com/freemind/

 本日の講義はここまでにしましょう。
次回も、プロジェクトマネジメントにおける実践的な活用方法について考察していきましょう。ご期待ください。


参考資料:「マインドマップ、トニーブザン、ダイヤモンド社」