■PMBOK ドリルダウン!_No.14
プロジェクトマネジメント力評価 (10)
2004.12.08
今日は、PMコンピテンシーモデルの構築方法について説明しましょう。できるPMを企業の中でどういうシナリオで特定する必要があるか考えてみましょう。
では教室の戸を開けましょう。
【01】PMコンピテンシーモデルの構築方法
まず、下図の通り PMコンピテンシーモデル構築方法の概要図をご覧ください。
リスクマネジメント (14)
今回は、リスク情報の収集で使用する「ツールと技法」について整理してみましょう。
では教室の戸を開けましょう。
【01】リスク情報の収集で使用する「ツールと技法」について
これから、リスク情報を収集する上で、いくつかの効果的な方法を説明します。これらの方法は、それぞれ短所・長所があります。また、プロジェクトの特性、組織の文化や製品の特性にも依存します。それゆえ、リスク識別技術をリスクマネジメントプロセスの中で最も会社に依存した部分と考えて、試行錯誤する必要があります。また、リスクマネジメントについて経験を積むことにより、プロジェクトの特性に従って様々な方法を適用することができるようになります。リスクを発見するための様々な方法を適用してみて、効果があった方法を記録しておくと良いでしょう。それでは、代表的なリスク識別の特徴を見て行きましょう。
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文書レビュー |
ブレーンストーミング |
デルファイ法 |
インタビュー |
| 特徴 |
通常リスク情報収集の最初に実施する |
普通の話し合い |
専門家の意見をアンケートとして聞く |
対話方式で専門家の意見を聞く |
| 効果 |
特別なツールやスキルは不要である |
多くのリスク情報を短時間で集約できる |
答える側の本心が聞けることが多い |
インタビューアの疑問をその場で解消することができる |
| 限界 |
担当者がリスクを見逃す可能性が高い |
論点がずれたり発散することが多い |
そもそも質問の主旨が伝わらないことがある |
平気で3週間程度必要となる |
| 注意事項 |
文書が揃っていることが前提 |
他人を批判しない、自由に発言できる雰囲気をつくる |
アンケート作成・集計のノウハウが必要 |
良いインタビューができないと信頼を失うことがある |
【02】リスク情報の収集で使用する「ツールと技法」について
次に、リスク情報整理の手法について説明します。リスク情報の整理の手法とは、リスクの識別の手法でもあります。
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KJ法 |
SWOT |
チェックリスト |
| 特徴 |
アイデアを紙に書き、除々に整理していく作業の中で、ひらめきや解への道筋を見つける |
機会と脅威、強みと弱みについて分析し、リスクが存在するか調べる |
チェックリストを使用して網羅的にリスクを識別する |
| 効果 |
テーマ解決のためにひらめき・発想を生み出すことができる |
プロジェクトの内部の力であはどうしようもない外部環境を洗い出すことができる
|
経験が浅い人でも、機械的に実施可能である
|
| 限界 |
最低100枚程度書き出しをしないと、体系化ができない。 |
たくさんの項目の洗い出しや表現が難しい |
最近では、オープン化による技術やツールの高度化、顧客ニーズの多様化・複雑化、低コストや短納期への要求の高まり、それに伴う外注比率の増加によって、プロジェクトの不確実性が増している。そのため、プロジェクトの実施フェーズでは、チェックリストに網羅されていない不測のリスクが発生するケースが多い |
| 注意事項 |
1ケ所に集ってもらう必要がある |
ある程度、絞り込まれた後にやることに向いている |
チェックリストが形骸化しないように工夫する必要がある |
以上 いろいろなリスク情報の収集・整理の方法を説明してみました。
それぞれ長所・短所があるので漏れの少ない収集・整理をするには、複数の手法を併用するのが効果的です。
お疲れ様でした。